主観と客観とは
「主観」は主(自分)が観(観る)なので自分の見方を表した言葉です。 したがって、自分の立場からの見方や考えのことを「主観的」と言うことになります。
例えば、ラーメン一杯1000円で高いと思う人もいれば、安いという人もいますが、人それぞれで感じ方が違うにも関わらず、自分は高いとと見ている状態の事を主観的と言います。
一方で、「客観的」とは「特定の立場にとらわれずに、物事を見たり考えたりするさま」という意味です。
例えば、このラーメン屋は1000円だが、他のラーメン屋は500円であるならば、1000円は他より高いとなり、本人以外が見ても高いのは事実となるので客観的となります。
人間と動物との違いは自分を客観的に見れるかどうかと言えそうです。
自分を客観視する
主観的に見ることは猫でもできます。
なぜなら、自分が感じた事をそのまま表現すれば良いだけだからです。
赤ちゃんも今ここで泣いて良いものだろうか、などと他人の迷惑を考えずに感情のままに泣き叫びます。
主観的な人は自分の目線でしか物事を考えることができない、頑固で人の意見を聞かない猫と同じ人と言うことが出来そうです。
この様な状態になると、自己改善の余地もないし、自己成長も出来ません。
つまり、客観視出来ないとそもそも自分が間違っているかもとも思えず、自分の欠点が分からないので自己成長など出来ません。