人生を変える方法

⑦ダメな自分を直視する

本当にダメな人とは

本当にダメな人とは、自分の事をダメだとも思わないし、気づかない。

成長したいとも思わないし、変わろうともしない。

自分の都合の悪いことは全て他人のせいにする。

会社が悪い、友達が悪い、家族が悪い、政府が悪い、世の中が悪い。

誰かを批判し、完膚なきまでに叩きのめし、他人をこき下ろすことでしか自分の価値を確認できない人たち。

周りの誰かと比べて勝ったとか負けたとかの価値観で動いている人が多すぎる感じがします。

世の中に広がっている間違い

今の世の中に広がっている風潮としては、ありのままの自分を愛し、自己肯定感を高めましょう。

あなたは悪くないですよ、悪いのは周りですよとの考えが蔓延しているように感じます。

しかし、上記の様なダメな人間が自分を理解してくれないのは周りが悪いんだ

ありのままの自分で良いんだ、と思って人生を生きていくとどうでしょう。

こんな人間が到底うまくいくとは思えません。

そして、どうして分かってくれないんだ、理解できない周りが悪い、自分は間違っていないと考える。

この考えで永遠に悪循環におちいっていく。

あまりにも自己肯定感が低すぎるのも良くないですが、

まずはなぜうまくいかないのか、自分がおかしいのではないかと立ち止まって考えてみることが重要ではないでしょうか。

自分のダメなところを修正してから自己肯定感を高めていく、これが正しい順序だと確信しています。

なぜ世の中は本質を教えてくれないのか

世の中にあふれているテレビや本やYouTubeなどでは、自分の欠点を直視して直していきましょうなどとは言いません。

なぜなら、人は楽な方に流れ、魔法のような処方箋を欲しがる生き物だという事を知っているからです。

例えば、このサプリを飲めば簡単に痩せられる、簡単に誰でも金持ちになれる副業がある、

などなぜか努力や苦労をしなくても現状が好転すると考えています。

本来は、毎日の食生活に気をつけ運動をする事でしか痩せませんし、

金持ちになりたいなら、毎日本や資格勉強や仕事を頑張る

病気にならないためには毎日の生活習慣をコツコツと改善するしかありません。

しかし、暴飲暴食、生活習慣を改善し予防をすることなしに、病気になってから薬をもらって治そうとする。

しかも、そこで反省するならともかくまた、同じことを繰り返す。

このような事をテレビや本などで言ったところでつまらないし、誰も見ようとすらしません。

何かを成し遂げたいと思ったら、毎日の小さな良い事をコツコツと積み上げていくしかないのです。

一発逆転などはそうそうありません、それは今は借金してるけど、いつか宝くじが当たるから今は良いんだと考えるようなものです。

世の中で成功している人たちも小さな自分に出来ることを積み上げていった結果、コップから溢れてそれが成功になるのです。

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